「金」急騰第二幕に備えよ!!

2017/10/11

いよいよ大相場の始まりか!

現物・先物ともに、投資需要は8月に入り急回復

「やはり、来るべくして来たのか」。今年の東京金はNY金と為替の相殺相場が続き、約8 カ月間ほぼ無風状態だった。しかし、8月29日早朝の有事勃発で完全に流れが変わった。東京金の急騰は安全資産対決で、円より金が勝った結果だが、ここで注目すべきは、材料 出尽くしでも金価格は下がりにくくなったという点だ。

北朝鮮の6回目の核実験(9月3日)、建国記念日(9月9日)、国連安保理の追加制裁決 議(9月11日)を経て、これまでならわずか数日で“往って来い”の元の木阿弥というパターンだったが、今回は違う。また為替の動きも8月以降、円高に動く時より円安に戻るスピードの方が速い。東京金価格が下げにくく上げやすい動きに変化しているのは、そのためだ。

また、注目の米債務上限問題は大型ハリケーンの影響で、急転直下の「12月に先送り 決着」となった。目先の金の上昇材料が消え株価が勢いを取り戻したため、NY金は急騰の起点となった1,300ドルまで一気に下落すると思われた。しかし、小幅な調整に留まっている。この事実も、重く受け止める必要があるだろう。

この相場つきの変化が本物かどうか、欧米の金融政策への耐性力がその試金石となる。9月20日に米連邦準備制度理事会(FRB)が資産縮小(10月開始)を決定したが、続いて欧州中央銀行(ECB)が量的緩和縮小に動いても、金価格への影響が軽微なら、上昇トレンドのツボに入ったと見ていいだろう。8月に入りファンドの先物買いや機関投資家の金ETF買いが勢いづいている。株式市場にとって10月は鬼門の月と言われ、また「7のつく年」は暴落しやすいというジンクスもある。トランプ米政権の混迷をよそに、NYダウは史上最高値を更新中だが、「根拠なき熱狂」の領域に入っている可能性も否定できない。

金相場急騰後の値持ちの良さは、北朝鮮への追加制裁、米政治リスク、そして欧米中央銀行の金融引き締めスタンスが、いずれ大きな危機を呼び込むことを予見し始めたためだろうか。そうでなくとも、8月29日が金市場参加者の心理に大きな影響を与えたことは間違いない。ボラティリティを取り戻した東京金にとって、もはや5,000円は小さな目標でしかなくなった。Al(人口知能)では感じ取れない、人間ならではの「大相場の予感」が今、勝者になるための必須条件かも知れない。

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