「金」の超強気相場が始まる!?

2018/02/01

NY金価格,米金利,ETF

NY金の超強気相場入りシグナル、間もなく発生!?

東京金は過去最長に並ぶ12連騰を記録!

2017年は、「3年連続で低変動(年間変動率20%未満)の翌年は大きく動く」という東京金のアノマリーは、残念ながら外れた。しかし、「米利上げ後は急反発」というパターンは5回連続となり、年末から年始にかけNY金は11連騰、東京金は12連騰を記録した。

主な理由は北朝鮮やイラン情勢の緊迫化と解説されているが、より大きな要因は、米利上げ後にドル安が加速したことだ。1月に入り、ドル指数は3年ぶりの安値まで急落している。米国株が絶好調でも、ドルと逆相関傾向の強い「金」は堅調な動きが続く。また、株が上がるほど高所恐怖症の投資家が増え、分散投資の「金」買い需要が発生する「株高・金高」傾向が定着しつつある。

ここで疑問なのは「なぜドル安なのか?」ということ。金利が上昇し、税制改革法案が成立し、米国への直接投資や海外からの資金還流が見込まれる中、ドル高になってもよさそうだが、そうならないのは2つの潜在リスクを織り込み始めたためと思われる。

一つ目は、米国の景気過熱によりインフレ率が高まるリスク。大手企業の賃上げ表明、20の州での最低賃金引き上げ、原油価格の上昇などから、インフレ率が2%を超えてくる可能性が高まっている。インフレが進む通貨は売られやすくなるのが、為替相場のセオリー。

二つ目は、ドル離れリスク。昨年6月、欧州中央銀行が5億ユーロ相当額のドルを売却して人民元と入れ替えたと発表したが、その流れを受け今年1月15日、ドイツ連銀(中央銀行)が外貨準備に人民元を加えると発表した。欧州でのドル離れが中長期的なドル安トレンドにつながる恐れがある。

ドル安は東京金にとって下げ要因だが、それ以上にドル建てのNY金が力強く上昇しているため、心配には及ばない。1月19日現在、NY金の超強気相場入りシグナルとして注目している「3年高値線」(1,377.5ドル)の突破が目前に迫っている。上場44年間でそのシグナルが発生したのは、わずかに3回。前回は2002年12月末(348.2ドル)だったが、その後は未曾有の大相場に発展した(ピークは2011年9月の1,923.7ドル)。

今後の金相場の展開が「好況型のインフレ相場」になるのか、あるいは欧州のドル離れや米国の財政悪化懸念から「悪いドル安がもたらす安全資産相場」になるのかは読み切れないが、いずれのシナリオにおいても、「金」投資のビッグチャンスが訪れようとしていることだけは、間違いなさそうだ。

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