金ETF投資が活発化

2018/05/01

金ETF投資が活性化

不確実性の極度の高まりが、金価格を押し上げるか

5月の重大イベント

昨年まで続いた「適温相場」は、今年に入り激変している。これまでの4カ月を振り返ると、2月に米インフレ懸念の高まりで米長期金利が急騰し、世界同時株安となった。その後3月には米国の鉄鋼・アルミ輸入制限発動を受け、米中の貿易戦争リスクが高まったことで再び株は暴落。為替もリスク・オフの流れを受け、1月の113円台から3月には104円台まで円高が進んだ。

政治・経済リスクに続き、4月には米・英・仏がシリアに対し化学兵器使用の制裁として軍事攻撃を行い、中東での地政学リスクも一気に高まっている。原油相場が大きく反応し1バレル=70ドルも視野に入る中、再びインフレリスクが台頭し始めている。

そして、この5月は「政治・経済・地政学」の3重リスクが極度に高まることになりそうだ。米輸入制限の保留国に対する結論、エルサレムへの米大使館移転、米朝首脳会談など、金融市場に大混乱を引き起こしかねない重大イベントが目白押しだ。全てはトランプ米大統領が絡む案件だけに、予測不能な同氏の言動に振り回され、ボラテイリティは否応なく高まることになるだろう。

それを予見してか、金ETF市場への資金流入が活発化している。注目点は昨年から今年にかけての残高の増加量を見ると、世界最大規模のSPDRゴールドシェアよりも2番手銘柄のiシェアーズゴールドトラストの方が多いことだ。金価格の上昇圧力がさらに加わり、4月11日にはNY金が1,369.4ドルを付け、今年の高値を更新した。

4月17日現在、NY金の今年の変動幅は65.8ドル、年初始値に対しわずか5%しか動いていない(昨年は215.9ドル、同19%)。大きな動きが出るのは、これからとなりそうだ。本欄の2月号では「NY金が1,377.5ドルを超えれば、超強気相場入りの可能性も」と紹介したが、大きなチャンスがまさにいま、訪れようとしている。

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