差金決済による取引例

商品先物取引で取引するにはいくら必要?

商品先物取引では受け渡しをしない場合、商品の総代金を必要としません。その代わり総代金の3〜8%程度の少額の資金を預けることで取引を開始できます。この時預ける資金を「証拠金」といいます。

例えば、金が1グラム当り4,000円の時に、1kgの金の現物(金地金)を買う場合、400万円が必要ですが、先物取引で買う場合、必要な資金は10万8,000円です(8/15現在の当社必要証拠金)。

もちろん10万円弱で金地金が手に入るわけではありません。実際に金地金を受け取るなら、取引期限までに総代金400万円が必要となります。受け渡し決済または差金決済が済むまでは、取引契約の担保として少額の証拠金を預けておきます。

このように総代金の代わりに少額の「証拠金」を預けることで開始・継続できる取引を「証拠金取引」と言います。

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 証拠金の額は一定のものではなく、取引業者によって決められており、定期的に見直されます。また相場の変動により、追加の証拠金が必要となる場合があります。

株や国債等でもお取引が可能

証拠金には現金だけでなく、株式・債券・倉荷証券等の有価証券を利用することができます。お手持ちの株式から配当を受け取りながら(債券なら利子を受け取りながら)、同時に商品先物市場で利用できるため、より効率的な資産運用ができます。

資金効率の良さが先物取引の特徴

少ない資金で取引できるということは、現物取引に必要な資金で先物取引なら数倍の取引が可能です。

400万円を金に投資する場合、現物取引では1kgの取引しかできませんが、先物取引では最大で37kg(取引代金で1億4,800万円分)の取引が可能になります(金価格が1グラム4,000円、金先物取引の証拠金が1kg当たり10.8万円の場合)。

この場合、仮に金価格が1グラム当たり100円動いた場合の損益は、現物取引では10万円、先物取引ではなんと370万円になります。

この投資効率の良さは先物取引の魅力・メリットの一つです。同じ額の投資をしても、投資効率が良いほど、一回当たりの利益・損失は大きなものになります。利益額が大きくなるのは歓迎ですが、損失も比例して大きくなるので注意しなけれなりません。商品先物取引がハイリスク・ハイリターンと言われる所以です。

資金配分でリスクをコントロール

実際、商品先物取引はハイリスク・ハイリターンなものというイメージを持たれてる方も多いと思います。が、決してそれだけの取引ではありません。資金配分によってリスクをコントロールすれば、個々の投資家の受け容れられるリスクに応じた取引が可能です。積極的にリスクを取ったハイリターン嗜好の方にも、「極端なリスクはちょっと」とハイリスクを敬遠される方にも対応できる取引です。

下は、1,000万円の投資資金で取引量を変えて先物取引にて金を買った場合の例です。(金価格は1グラム当り4,000円、必要証拠金は1kg当り10万8,000円の場合)

AさんBさんCさんDさん
運用資金1,000万円1,000万円1,000万円1,000万円
取引数量92kg46kg23kg3kg
取引総代金3億6,800万円1億8,400万円9,200万円1,200万円
必要証拠金993.6万円496.8万円248.4万円32.4万円
金価格の
変動による
損益
200円上昇+1,840万円+920万円+460万円+60万円
100円上昇+920万円+460万円+230万円+30万円
50円上昇+460万円+230万円+115万円+15万円
変動なし0000
50円下落-460万円-230万円-115万円-15万円
100円下落-920万円-460万円-230万円-30万円
200円下落-1,840万円-920万円-460万円-60万円
ハイリスク・ハイリターン<-------->ローリスク・ローリターン

Aさんはこの資金で取引できる最大量、Dさんはほとんど現物取引に近い取引量です。Aさんがかなりハイリスク・ハイリターンな取引をしているのに対し、Dさんはリスク・リターン共に低く抑えています。

このように、資金配分によってリスクをコントロールすることが可能です。投資家各々のリスク許容度に応じた取引が選択できるということも、商品先物取引のメリットです。

※ ハイリスク・ハイリターンな取引の場合、その投資効率の良さから、運用資金を超える損失が発生する可能性があります。商品先物取引では、損失が一定額を超えた場合、取引継続のために証拠金を追加(担保力を強化)するか、決済して損失を確定するかの選択をしなければなりません。

詳しくは 取引ガイド > 不足金について

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