Gold Eye(金投資コラム)

「金」価格急上昇の条件整う!?

金相場は本格的上昇トレンドに突入か?

昨年の第4四半期は米追加利上げ観測で金ETF投資が不調だったため、金相場は調整を余儀なくされたが、(昨年12月号の当欄で予想した通り)利上げ決定後から急反発の展開となっている。パターンとしては前回(2015年12月)と似ているが、一つだけ大きな違いがある。それは、フアンドの先物買いや金ETFの買いが復活する前に、金価格が既に上昇し始めた点だ。

その両者の買い残高は、NY金が安値を付けた水準まで届いておらず、まだ目立った動きにはなっていない(2月14日時点)。とすれば、個人、実需筋、鉱山会社のへッジ買戻し、中央銀行のいずれか、あるいは全員が買っていることになる。あくまでも推測だが、中国人民銀行の金準備増強の可陸性が高いかも知れない。

資金流出が止まらない中国は、昨年7月から米国債を大量に売却し、「元買い・ドル売り介入」を実施中。しかし、1月末の外貨準備は死守ラインと見られていた3兆ドルを割り込み、元暴落リスクも浮上してきた。また、表面上はトランプ米大統領が中国との協調姿勢を見せているが、いずれ軍事・貿易・為替政策での衝突は避けられそうにない。通貨の信任維持と地政学リスク対策として、中国が金買いを加速させていたとしても不思議ではない。

仮にそうでないとしても、現時点ではっきり見えてきたことは、①もはや米利上げは悪材料にならない、②機関投資家やフアンド以外に強力な買い手が出現した、③「欧州政治&トランプ・リスク」が読み切れない状況では株高・金高の同時進行もあり得る、の3点だ。今回の金相場の底入れは、どうやら単なる戻り相場ではなさそうだ。国内金価格も昨年の高値4,622円が視野に入ってきた。本格的な上昇トレンドは、既に始まっているのかも知れない。

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