Gold Eye(金投資コラム)

東京金のトレンド発生は近い!?

4,553円突破なら、大相場の可能性も

世界は今、多くの深刻な地政学・政治リスクにさらされている。北朝鮮の度重なるミサイル発射実験、シリア情勢の泥沼化、ロシアゲート問題(トランプ米大統領の機密情報漏えい疑惑)、米・中・露の不透明なディール外交、ランサムウェアによるサイバー攻撃など、非常事態の連続なのだが、世界の金融市場は驚くほど冷静さを保っている。
 投資家心理を測る「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数(米S&P500株価指数のオプション価格から算出した予想変動率を指数化したもの)は5月8日に9.77と、23年ぶりの低水準に落ち込んだ。指数の低下は投資家が楽観的であることを示す。
 過去に10を割ったのは1993年と2007年の2回あるが、いずれもその約1年後にはメキシコ通貨危機やリーマン・ショックが起きた。あまりに行き過ぎると、その後の反動が大きくなることは、経験則としてプロの間ではよく知られている。今年の世界情勢は一歩間違えれば、金融市場の大惨事に繋がる一触即発の状態にあることは確かだろう。
 東京金市場も今のところ、金融市場が安定していることで低変動を余儀なくされ、今年1月〜5月までの変動率は上場来最低となっている。しかし、過去の経験則が今回も通 用するなら、年後半は思わぬ相場展開になる可能性がある。
 2005年当時、現在と同じような状況にあった。1月の安値と3月の高値に挟まれ、5月までは狭いレンジを抜け出せずにいた。だが、6月に高値を更新した後はレンジに逆戻りすることなく、大きな上昇トレンドを形成し大台替わりを演じた。今回は、当時よりもさらに低い変動となっており、大量のマグマがたまっている状態だ。レンジを突破した場合、その後の 勢いが2005年を上回る可能性も十分ある。
 日本の個人投資家は“逆張り派"が多いと言われる。しかし、この重要な局面では「今年の高値4,553円を超えたら、まずはポジションを取る」という積極的な行動が必要かも 知れない。なぜなら、“千載一遇のチャンス”と呼ぶにふさわしい状況が、まさに今、訪れているからだ。

バックナンバー

ページトップ

実物資産・金
金地金3つのメリット本日の金価格 金地金 ご購入の手順金地金 ご売却の手順
レバレッジ金融商品
初めての商品先物取引商品先物取引の始め方商品先物取引の税金
マーケット情報
海外商品相場国内商品相場ニュース・市況チャートアナリストの目
無料情報ツール
チャート分析ソフトDi-2モバイルサービスEメールサービス金価格メールテレホンサービスFAXサービス
商品セミナー
経済・商品セミナー講師陣プロフィール