石田 英夫/アナリストの目

東京ゴム、堅調地合いか:2017/12/07 15:35:31


 7日の東京商品取引所のゴム相場は、先限で前日比1.8円高の207.0円。11月21日に約5カ月ぶりの安値となる187.8円まで下落したが、その後反発に転じ、12月5日に約2カ月ぶりの高値となる211.2円を付けた。

 供給サイドでは、タイ、インドネシア、マレーシアで組織する国際天然ゴム協議会(ITRC)が今月中に輸出削減策を実施すると発表したことが支援材料。削減する期間や量については、13日に再び会合を開き、詳細を決める見通しで、どのような内容になるのか引き続き注目される。輸出削減量が30万トン台と2016年の3月から8月までの約61万トンに比べて少なくなるとの見方も出ているが、生産国のこうした価格支持の取り組みの姿勢はとりあえず肯定的に受け止められている。

 世界最大のゴム消費国である中国の最近の経済統計については、中国国家統計局が発表した11月の製造業購買担当者景況指数(PMI)が51.8だった。市場予想(51.4)、前月(51.4)を上回るなど良好な結果。一方、英調査会社マークイットと中国メディア「財新」発表のPMIは50.8で市場予想(50.9)、前月(51.0)を下回った。

 今後の東京ゴム相場について、生産国の輸出削減が引き続き支援材料になるとみられるほか、季節的にも例年12月、1月は減産期前の実需の買いに上昇しやすい傾向がある。チャートも下値を確認した格好でしばらくは堅調地合いが続きそうだ。230円台半ば水準が重要な上値抵抗線になるとみられる。

●アナリスト紹介 第一商品(株)フューチャーズ24、石田 英夫 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。テクニカル分析を得意とし、先物ストラテジー情報「金・白金レポート」にて「テクニカル・ピックアップ」のコーナーも担当。2015年TOCOMゴムアナリスト育成セミナー修了者。2017年TOCOM農産物アナリスト育成セミナー終了者。

◆ 当コラムに関するご意見・ご要望がございましたら、下記にご記入の上【送信】ボタンを押してください。


バックナンバー

more...

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

ページトップ

金地金
金地金3つのメリット本日の金価格 金地金 購入・売却の手順
商品先物取引
初めての商品先物取引商品先物取引の始め方商品先物取引の税金
マーケット情報
海外商品相場国内商品相場ニュース・市況チャートアナリストの目
無料情報ツール
チャート分析ソフトDi-2モバイルサービスEメールサービス金価格メールテレホンサービスFAXサービス
商品セミナー
経済・商品セミナー講師陣プロフィール