”悪い円安”に、「金」で備える

2018/07/02

金の需給格差・金ETF投資と金価格の推移

「円」の価値はいつまで保てるのか

NY金価格と新旧産金コストの推移

6月15日、政府は経済財政運営の基本方針(骨太の方針2018)を閣議決定したが、案の定、骨抜きの財政健全化目標となってしまった。基礎的財政収支 (PB)の黒字化は2020年度から2025年度に先送りされ、健全化の指標は債務のGDP比に置き換わり、肝心の社会保障費の抑制目標も見送られた。

2019年10月予定の消費増税による税収約5兆円増のうち、借金返済には「半分しか回さず、「緊縮より成長」によって政府は財政健全化を図る作戦だが、アベノミクス5年の実績は名目GDP成長率で2.16%。米国の自動車関税導入の懸念もあり、3%以上の成長率を前提とする目標達成は相当ハードルが高い。

政府の財政再建策は非現実的であるが、実質的に日銀に借金を肩代わりさせる仕組みがある以上、痛みを伴う本気の改革はできそうにない。結果として、とことんまで日銀によるマネーのバラマキが続くことになるだろう。

金融正常化に向かう米欧、異次元緩和から抜け出せない日本。さらに、GDPとマネタリーベースの逆転(マネーの量が実体経済の規模を上回る異常事態)が数年先に見込まれる中、これからが本格的な「悪い円安相場」の始まりとなりそうだ。政策が失敗すれば、そのツケは「円安・インフレ・消費増税」という形で国民に回ってくる。その重大なリスクが顕在化する前に、我々日本人こそがもっと「金」を保有しておくべきではないだろうか。

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