東京金の大トレンド発生は近い!?

2019/03/01

東京金価格と3年(36か月)高値・安値線の月次推移 東京金の年間安値と上昇予想カーブ

さらば平成、さらば4,000円台?

昨年の8月16日を底に、金相場の上昇基調が鮮明になっている。2月中旬現在、NY金・東京金ともに、昨年の高値(NY金=1,369.4ドル、東京金=4,793円)が射程圏内に入ってきた。

米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ棚上げ、米中貿易協議の進展期待、米政府機関の再閉鎖回避を受け、世界の株式市場も年初から戻り歩調だが、それでも金相場が堅調なのは、なお米国の政治リスクが極めて高いからだと推測される。

2月15日、トランプ米大統領はメキシコとの国境沿いに壁を建設するため「非常事態」を宣言した。市民団体からは「違憲」との提訴が相次ぎ、多くの州も追随する見込みだ。民主党もあらゆる手段を講じて壁建設を阻止する姿勢を示している。

与野党の対立激化は、3月1日期限の米債務上限問題を巡る協議に大きな影響が出るのは必至だ。だが、今のところ株式市場では、過去と同様「先延ばし・なし崩し」解決になるだろうと楽観視している。また、同日期限の米中貿易協議の決着も、延長戦で「そこそこのレベルで双方妥協」と踏んで、リスク・オンの様相を強めている。

年初から株が強いにも関わらず金も強い理由は、FRBが一転して緩和姿勢に転じたこともあるが、市場参加者の景況感が真っ二つに割れているからだろう。また、金市場では昨年夏から中央銀行の大量買いが続く。中国人民銀行も約2年ぶりに金購入を再開したことで、米国と対立する国を中心に「米国債売り(ドル売り)・金買い」が今年も膨らむとの見方も出ている。中央銀行の動向は金市場へのインパクトが大きいだけに、大きなトレンドを生み出す可能性がある。

間もなく平成の時代が終わりを迎えるが、改元を控え金市場にも大きなうねりが訪れようとしている。長期のチャートを見ると、5年にわたる4,000円台のボックス相場に終わりを告げ、いよいよ居所を大きく変えようとしているように思える。

昨年の東京金の高値は4,793円。この価格は過去3年間(36カ月間)の高値でもあるが、超えた場合は上昇トレンドに弾みがつくかも知れない。ファンダメンタルズ、テクニカル両面から大相場に発展する可能性は十分あるため、ぜひチャンスをつかんで頂きたい。

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