次なる目標は史上最高値のみ

2019/09/02

東京金、6年半ぶりに上場来高値更新

円建て金価格の5,000円台は80年1〜3月のわずか3カ月のみの真空地帯。つまり、抵抗帯らしきものは存在せず、米国株安・ドル安トレンドが鮮明になれば、一気に史上最高値まで駆け上がる可能性も。

米国債の長短金利差と米景気後退局面

米国債市場で指標となる10年債と2年債の利回りがついに逆転した。逆イールドと呼ばれる現象だが、この現象は将来(1年〜1年半後)の景気後退シグナルとして注目されている。戦後最長の景気拡大が続く米国にも、いよいよ景気後退の大波が押し寄せようとしている。

ついに「金」の大相場が始まったか

8月8日、東京金は2013年2月の上場来高値5,081円を更新し、過去5年に渡る4,000円台のボックス相場から完全に抜け出したようだ。5,000円台に突入してからも大きな調整がなく、典型的な「押し目待ちに押し目なし」の相場が続いている。

今回の上昇トレンドの起点は昨年8月だが、当時の第一波は米国のイラン核合意離脱、米中貿易戦争の本格化、新興国の通貨暴落とインフレ等が起こる中、中央銀行の猛烈な金買いがきっかけとなった。そして現在の第二波は、米FRBの政策転 換による今年6月からの金融緩和相場だが、今回は中央銀行に加え、機関投資家やファンドの資金も大量に金市場へなだれ込み、NY金・東京金ともにそれまでの抵抗ラインを軽々とクリアし、過去数年間とは全く異なるトレンド相場に変貌している。

新たな材料としては、米国が中国を為替操作国に指定し、9月から対中制裁関税「第4弾」が発動されたことだが、既にその悪影響を織り込み、米国債市場では景気後退を暗示する「逆イールド」現象が発生している。次の第三波は、米国株安とドル全面安の連鎖の中で発生すると予想されるが、ドル安を志向するトランプ米大統領が政治的なドル安誘導(為替介入や第二のプラザ合意)に踏み切った場合、金価格は予測不能な領域に突入するだろう。その時、東京金価格の史上最高値6,495円は単なる通過点となっているかも知れない。

現物・先物ともに買いが膨らむ金市場

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