12月は「金」投資のベストタイミング!?

2019/12/02

東京金先限 大底以降の「12月〜翌年3月」の4カ月変動

金相場は年末年始にかけ上昇しやすい傾向がある。特に「12月安値&翌年2〜3月高値」のケースは過去20年中12回もある(下表の水色とオレンジ色の箇所)。12月始値と翌年3月終値の比較で下がったのは3回(黄色の箇所)しかなく、その場合でも最大下落率は2.01%に留まる。また、平均上昇率が平均下落率の3倍弱あり(紫色の箇所)、12月の買いは仕掛けのタイミングとして好条件が揃っている。

東京金先限 大底以降の「12月〜翌年3月」の4カ月変動
NY金価格と米政策金利の推移
NY金価格と米政策金利の推移

調整局面の今が、買い仕込みのチャンスか

12月〜翌年3月までの月別高値・安値出現回数

金相場は6月から急騰し9月初旬まで一本調子の上昇が続いたため、乗り遅れた投資家も多かったと思われるが、ようやく程よい調整が入り、ローリスクの参入ポイントが来たようだ。

今年の状況を改めて振り返ると、@米国は利上げから利下げへ転換、A米中貿易戦争は5月に第3弾の関税率引き上げ、9月に第4弾を発動、B英国のEU離脱問題は未決着、C世界的な景気減速トレンド、D新興国中央銀行による高水準の金買いなど、金相場が大崩れする要因は見当たらない。

短期的な視点で見ると、10月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ打ち止めが示唆され、米中貿易交渉の合意期待が広がり、株式市場がリスクオンに傾いていることで、「金」人気が離散したように見える。しかし、9月の高値からNY金は約7.7%(120ドル)、東京金は約4.5%(237円)の下落でしかない。10月に、東京金は4,969円まで調整すると予想したが、最早そこまでの下げは期待できそうもなく、底堅い展開が続いている(11月20日現在5,136円)。

金相場の経験則は、「12月は買いのチャンス」を示唆している。米中合意は依然不透明であり、5月と同様のちゃぶ台返しも想定される。その場合、12月10・11日のFOMCでFRBが慌てて追加利下げ、12月15日の対中制裁第4弾(残り1,600億ドル)も予定通り発動というサプライズシナリオも考えられる。そうならずとも、金を取り巻く環境は大きく変化し、長期チャートでは完全に上放れている。2020年に向けて来るであろう大トレンドの初動に乗るべく、12月は重要な買い仕込みのチャンスと捉えておきたい。

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