売りヘッジ 商品先物用語集

売りヘッジ

将来現物を売却しようとしている者が、価格下落による損失を回避するために、現時点の価格で先物の売りポジションを建て、将来現物を売却するときに、先物の売りポジションを買い戻しにより決済する方法を売りヘッジといいます。

具体例を見ていきましょう。

穀物商社が日本国内で販売するため、米国からコーン10,000トン(1トン当り29,000円の場合、総額は2億9,000万円)を輸入するとします。米国で買い付け、船で日本に到着するまでに1ヶ月かかります。その期間にコーンの現物価格が1トンあたり5,000円下がると、穀物商社は5,000万円(−5,000円×10,000トン)の損失を被ることになります。そこで、穀物商社はコーンを買い付けると同時に、商品先物市場を利用して10,000トン分のコーンを売契約し、値下がりによる損失を回避します。仮に値下がりした場合は、先物市場で利益が出ますので、現物のコーンの損失と相殺することが出来ます。一方、値上がりした場合には、先物売りの損失により、現物の利益が相殺されてしまいますが、損失リスクは避けることができます。

商品先物市場での売りヘッジ効果

コーン価格上昇コーン価格下落
現物利益損失
先物損失利益
相殺相殺

穀物や石油などは価格変動が激しいため、先物市場でヘッジすることは、取扱業者にとって欠かせません。欧米では、現物取引と同時に先物取引でヘッジすることは当然の商行為となっています。

関連ワード : 買いヘッジ

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