とうもろこしの変動要因

とうもろこし

とうもろこしは米、小麦と並ぶ世界3大穀物の一つです。とうもろこしといえば食用といったイメージがあるでしょうが、実際はそのほとんどが家畜飼料として消費されています。世界最大の生産国である米国のシカゴ商品取引所(CBOT)の価格が、世界の指標価格として重視されています。

【需要と供給】

需要: とうもろこしの需要は飼料用需要が多く、家畜飼料として消費されています。近年ではエタノール原料としての産業用需要も増加ています。
供給: とうもろこしの生産は米国が最も高く世界供給量の3分の1を占めています。同時に米国は、世界最大の輸出国でもあります。ただ、かつての米国は輸出市場では80%超のシェアを有する圧倒的な存在でしたが、米国の輸出量の減少とブラジル、アルゼンチン、ウクライナの輸出量の増加により、その地位が低下しています。

【値動き変動要因】

天候要因: 米国ではとうもろこしは4月中旬頃から作付が始まり、10月上旬から11月頃に収穫期に入ります。この期間がとうもろこしの天候相場期となり、その期間の産地の天候(気温・降水量など)が作柄に大きく影響するのは大豆と変わりませんが、とうもろこしは大豆よりデリケートで気候に左右されやすい穀物です。
作付面積: とうもろこしの収穫高を最初に決定付けるのが作付面積と言えます。毎年春先には作付意向面積が発表されます。
エタノール需要: とうもろこしから精製され、再生可能燃料であるエタノールの需要が近年急増しています。このためとうもろこし価格はエタノール需要にも影響されます。
家畜頭数: 米国では生産されたとうもろこしの約半分が圧砕され家畜の餌になっているので、家畜頭数の増減も市場に影響を与えることがあります。
他の生産国の動向: 米国以外では、中国、ブラジル、アルゼンチン、ウクライナなどがとうもろこし生産大国で、これらの国の作柄状況がとうもろこし相場に影響します。ブラジルは南半球にあるため、米国の天候相場期が終わる頃に、天候相場期が始まります。
大豆の連動性: とうもろこしと大豆は、作付地域・生育シーズンがほぼ同じ、家畜飼料として消費されるウェイトが高い、など共通する部分が多く、値動きに連動性があります。
為替の動向: 国内で消費されるとうもろこしのほとんどを輸入に頼っている日本では、為替相場の動きもとうもろこし価格に大きく影響します。

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