金の変動要因

金

金はある時には「貨幣」として、ある時には「宝飾品」として、またある時には「権威の象徴」として、人類の歴史に長く関わってきた貴金属の王様で、その価値は世界中で認められています。金の取引は世界のいたる所で行われており、中でも金の国際指標価格が形成されている市場が米国のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)です。

【需要と供給】

需要: 金の主な需要は加工用需要で、中でも宝飾品需要が世界需要全体の40%以上を占めています。宝飾品需要は景気の影響を受けやすく、好景気になると金の需要が増加します。
供給: 金の主な供給は鉱山からの新産金と2次供給(スクラップ)金で、これらを合わせるとほぼ世界供給量になります。新産金は主に中国や南アフリカ、北米、オーストラリアなどで生産されます。

【値動き変動要因】

産金コスト: 産金コストの上昇は減産につながるため、上昇要因となります。以前は生産に関連するコストだけが産金コストの基準でしたが、近年は生産のみならず、鉱山会社の経営・運営に関するコスト、帳簿上に反映されるコスト等、あらゆるコストを含んだ「オール・イン・コスト」が基準となっています。様々なコストが上乗せされるため、ただの生産コストよりも高くなります。
公的機関の金保有戦略: 90年代後半に注目されたのが欧州の中央銀行の保有金売却でした。99年9月に欧州の中央銀行が保有金売却量に上限を設定したことでこの動きは弱まり、リーマンショック以降のドル不安や、ソブリンリスク(国家の信用リスク)の高まり等により、逆に購入が目立ってきています。
物価上昇: 物価が上昇すると金価格も上昇する傾向があります。物価上昇の目安としては物価指数の他に、原油価格の動向も目安となります。
国際問題: 「有事の金」という言葉が示すように、国際関係が緊迫化すると資金の避難先として金が買われ傾向もあります。
金融市場の動向: 金ETFが上場したことにより、金融市場から年金基金などの機関投資家の資金が流入するようになりました。商品市場に比べて金融市場の資金規模は極端に大きいため、金融市場の動向が金市場にも波及してきます。2011年9月に金価格が1トロイオンス1900ドル台を記録しましたが、金融市場からの資金が金ETFを通じて流入していたことの影響が大きいと言われています。
為替の動向: 国際商品に共通して言えることですが、円建て金価格は円相場の動向も大きく影響します。輸入品と同じで円安⇒金高、円高⇒金安となります。

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