CFTC建玉明細

NY金

2021/04/12 08:32 更新

直近5週推移

日付 総取組高 大口投機玉 商業玉 小口投機玉 投機玉ネット 期近終値 レポ−ト
Long
(買い)
Short
(売り)
投機玉ネット
(買い−売り)
SP
(スプレッド)
Long
(買い)
Short
(売り)
Long
(買い)
Short
(売り)
大口+小口
(買い−売り)
3/9 473,871 254,839 79,676 175,163 59,860 104,656 312,536 54,516 21,799 207,880 1716.9
3/16 476,467 256,237 76,041 180,196 54,258 115,396 324,871 50,576 21,297 209,475 1730.9
3/23 485,457 262,774 88,707 174,067 55,845 116,781 318,584 50,057 22,321 201,803 1725.1
3/30 467,321 263,453 95,925 167,528 42,816 112,072 305,798 48,980 22,782 193,726 1686
4/6 463,353 275,703 86,194 189,509 43,153 98,196 312,995 46,301 21,011 214,799 1743
前週比 -3,968 12,250 -9,731 21,981 337 -13,876 7,197 -2,679 -1,771 21,073 57  

NY金の大口投機玉はネットで189,509枚の買い越し。買い越し幅は前週と比べ21,981枚拡大した。
3/30から4/6の期間、投機筋は買い玉を増やし、売り玉を減らしている。

 米商品先物取引委員会(CFTC)が9日に発表した建玉報告によると、6日時点のニューヨーク商品取引所(COMEX)金先物市場の大口投機筋(非商業部門)の買越幅は18万9509枚となり、前週比2万1981枚拡大。期間中に、投機筋は買いポジションを増やし、売りポジションを減らした。  期間中のNY金は上伸。バイデン米大統領は3月31日、インフラや気候変動対策を軸とした2兆ドル規模の成長戦略を正式に発表。新たな大型財政出動の詳細が明らかになったことを受け、米長期金利の指標である10年物国債の利回りが1.7%割れの水準に低下したことが、金利を生まない資産である金の支援材料となった。また、外国為替市場でもドルが軟調に推移したため、ドル建てNY金は割安感からの買いや、インフレヘッジとしての側面からの買いも入り上伸した。  ただ、米国で2日に発表された3月の米雇用統計は7カ月ぶりの大幅な伸びとなり、米サプライ管理協会(ISM)が発表した3月のサービス業購買担当者景況指数(PMI)は過去最高水準を記録。新型コロナウイルスのワクチン接種が順調に進み、米バイデン政権の総額1.9兆ドルの追加経済対策の効果が出始める中、景気回復への期待感が高まった。また、イースター(復活祭)連休明けの5日はリスク選好ムードが拡大。安全資産とされる金に下押し圧力がかかり、金相場の上値は押さえられた。

大口投機玉の買い越しポジションと価格推移

graph

※ 価格は週足終値(左軸)、買い越し枚数(右軸)

NY金(ドル/トロイオンス)

※ CFTC建玉報告
米先物取引委員会(CFTC)が集計した、米国内に存在する各取引所の建玉明細のことで、現地時間で毎週火曜日の取引終了後に報告されたポジションが、週末金曜日の取引終了後に発表される。大口投機玉=ファンド、商業玉=当業者ヘッジと分類され、投機筋のポジション動向は特に注目される。

※ スプレッド取引
スプレッド取引とは、2つの商品間の価格差の差額(スプレッド)を利用して行う取引のこと。商品市場ではこれを「サヤ取り」とも言う。CFTC建玉明細では同一銘柄間の異なる限月の間の価格の差を利用した裁定取引である「限月間スプレッド」の枚数が報告されている。

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