ニュース・市況
外為市況=NY連銀総裁発言を受け円は堅調、107円台前半
2019/07/19 6:00:00
18日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
前日の米住宅関連指標の弱さや米長期金利の低下を手掛かりに、円高・ドル安に振れたアジア・欧州市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引序盤は1ドル=107円台後半で推移した。その後発表された7月フィラデルフィア連銀景況指数が21.8と市場予想(5.0)を大幅に上回る良好な内容となったほか、黒田日銀総裁が「物価安定目標の実現に向け、強力な金融緩和を粘り強く続ける」と述べたことを手掛かりにドル買いが優勢となり、108円付近まで水準を戻した。しかし、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が「金利がゼロ近辺のときに低すぎるインフレに早期に対応する追加刺激策が必要で、景気情勢の悪化まで待つことはできない」という認識を示したことで、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が強まり、一転してドル売りが先行。107円台前半まで円高・ドル安が進行した。市場筋は「金融市場は0.25%の利下げを見込んでいたが、ウィリアムズ総裁の発言で0.5%利下げの可能性が幾分高まった」と指摘した。
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海外市場からの流れを引き継いで始まった後、狭いレンジでもみ合う展開となっている。市場関係者は「米政府の対中制裁関税の拡大が15日に迫っているほか、11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて、様子見ムードが強い」としている。
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