ニュース・市況

東京石油見通し=NY原油、引き続き上値重い

2019/08/16 16:36:46

 NY原油(WTI)相場は13日、米通商代表部(USTR)が、来月1日に実施する中国からの輸入品ほぼすべてに制裁関税を拡大する「第4弾」について、スマートフォンや衣類など一部製品への発動を12月15日まで延期すると発表したことに伴う、米中貿易摩擦激化懸念の後退を背景に、一時1バレル=57.47ドルまで上昇、1日以来の高値を付けた。しかし、7月の中国鉱工業生産が17年5カ月ぶりの低い伸びを記録したほか、2019年4〜6月期のドイツの実質GDP(国内総生産)速報値が3四半期ぶりにマイナス成長に転落となるなど弱い経済指標に加え、米債券市場で長期金利の指標である10年債利回りが急低下し、一時2年債利回りを下回る「長短金利逆転(逆イールド)」現象が12年ぶりに出現。逆イールドは景気後退の前兆とされており、世界経済の減速懸念が再び相場を圧迫する格好で、一時53ドル台まで売られた。
 7月の米小売売上高の上振れや米株価の反発を好感して、16日の時間外取引では55ドル台を回復して推移しているものの、中国財政省が15日の声明で制裁関税「第4弾」への対抗措置に言及。これに対しトランプ米大統領が、中国政府が対抗措置を取った場合は「究極の報復手段」で応じる構えを示すなど、米中対立解消への糸口が掴めない状況では原油相場の上値は限られ、NY相場は55ドルを上回る水準は戻り売り優勢の展開が見込まれる。
 来週の先限の予想レンジは、原油が3万4000円〜3万8000円、ガソリンは4万3800円〜4万8300円、灯油は5万2500円〜5万5700円。

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