山内 治/アナリストの目

東京金、底固い動きか
2020/06/05 16:34:38

 今週の東京金先限は、方向性乏しく節目の6000円を挟んでもみ合った。
 来週も売り買いが交錯する中、底固く推移しそう。株価の上昇が安全資産である金を圧迫しているが、下値では世界的な金融緩和を背景に押し目買い意欲が窺える。新型コロナウイルス感染の再拡大の兆候や、米中対立に絡んだ不穏な動きも下値を支えるだろう。株が下落すれば、余剰資金は貴金属市場に流入する可能性があるため、下値で買い仕込み上昇局面を待つ姿勢が得策だろう。

 (注)上記の展望は6月5日夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、山内 治
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。国際情勢を軸にした、長期的な商品分析を得意とする。「商品アナリスト(石油)・東京商品取引所認定」を取得。