石田 英夫/アナリストの目

東京とうもろこし、調整含みか
2020/08/21 16:29:12

<大豆>
 来週のシカゴ大豆相場は、しっかりとした展開を予想する。
 今週は8月19日に約7カ月ぶりの高値を付けるなど水準を切り上げる展開。短期チャートは上向きで、来週は買われやすい展開が続く可能性がある。材料面では、中国による米国産大豆の買い付け期待が引き続き支持要因。米産地の天候については、高温・乾燥が懸念されているが、中西部北部で降雨の可能性を指摘する予報も出ている。引き続き今後の天候動向に注目。

<とうもろこし>
 来週のとうもろこし先物相場は、調整含みの展開を予想する。
 今週は8月18日に先限継続足で約5カ月ぶりの高値となる2万3730円を付けたが、その後週末にかけて水準を切り下げる展開。いったん頭打ちの格好で、来週はテクニカルな売りが出やすいか。今週は米中西部でクロップツアーが実施されたが、とうもろこしの作柄状況が良好との報告が相次いだ。米国の豊作見通しの強まりが上値圧迫要因となりそうだ。一方、米産地での暴風被害に対する不透明感は相場の下支え要因。

 (注)上記の展望は8月21日夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、石田 英夫
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。テクニカル分析を得意とし、先物ストラテジー情報「金・白金レポート」にて「テクニカル・ピックアップ」のコーナーも担当。
 2015年TOCOMゴムアナリスト育成セミナー修了者。2017年TOCOM農産物アナリスト育成セミナー修了者。

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