石田 英夫/アナリストの目

とうもろこしは上値試しか
2020/08/28 16:31:09

<大豆>
 来週のシカゴ大豆相場は、しっかりとした展開を予想する。
 今週は継続足ベースで1月13日以来の高値を付けるなど大きく水準を切り上げる展開。材料面では、米産地の乾燥した天候により、米国の大豆生産量が予想を下回るとの懸念や中国からの旺盛な需要が支援材料。14日相対力指数(RSI)が警戒水準の70%を超えるなど買われすぎ感が強まっており、一時的に手じまい売りなどの動きも出てきそうだが、強地合いに変化はなさそう。チャート面では1月2日の高値961セントが目先重要な上値抵抗線。

<とうもろこし>
 来週のとうもろこし先物相場は、上値を試す展開を予想する。
 今週は先限継続足で約6カ月ぶりの高値となる2万3980円を付けるなど水準を切り上げる展開。短期チャートは上向きで、来週も買われやすい展開となりそう。材料面では、米産地の高温・乾燥した天候がとうもろこしの収穫量減少につながるとの懸念や中国による米国産とうもろこしの買い付けが相場の支援要因。チャート面では2月20日の高値2万4420円が上値抵抗線で、突破するような展開になると買いが強まる可能性がある。

 (注)上記の展望は8月28日夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、石田 英夫
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。テクニカル分析を得意とし、先物ストラテジー情報「金・白金レポート」にて「テクニカル・ピックアップ」のコーナーも担当。
 2015年TOCOMゴムアナリスト育成セミナー修了者。2017年TOCOM農産物アナリスト育成セミナー修了者。

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