石田 英夫/アナリストの目

東京ゴム、上値重い展開か
2018/07/12 15:39:14

 12日の東京商品取引所のゴム相場は、先限で前日比0.6円高の172.6円。7月5日に先限継続足ベースで2016年10月以来の安値となる166.9円に下落。その後は同安値を上回る水準での取引となっている。

 原油高や株高、円安など外部環境の改善などもあり、先週後半以降ひとまず下げ止まりの動き。14日相対力指数(RSI)が警戒水準である30を一時下回る場面もみられるなど短期的な売られ過ぎ感が強まっていたことで、テクニカル的には目先もう一段の戻りがあってもおかしくない状況。5月22日高値(202.1円)からの下げ幅の3分の1戻しの178.6円、半値戻しの184.5円といったこところが当面の目標となる。

 中国自動車工業協会(CAAM)が発表した同国の6月の新車販売台数は、前年同月比4.8%増の227万4000台。4カ月連続で前年同月を上回ったが、伸びは比較的小幅にとどまった。なお、1─6月の販売台数は前年比5.6%増の1406万6000台。

 今後の東京ゴム相場について、短期的な売られ過ぎに対する修正で目先、買い戻される可能性もあるが、米中の貿易摩擦激化に対する懸念や弱気な需給環境を背景に上値の重い展開を強いられそう。166.9円割れから一段安のシナリオにも引き続き警戒が必要とみられる。

●アナリスト紹介
第一商品(株)フューチャーズ24、石田 英夫
現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。テクニカル分析を得意とし、先物ストラテジー情報「金・白金レポート」にて「テクニカル・ピックアップ」のコーナーも担当。2015年TOCOMゴムアナリスト育成セミナー修了者。2017年TOCOM農産物アナリスト育成セミナー終了者。

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