石田 英夫/アナリストの目

東京ゴム、目先調整含みか
2018/12/27 15:28:00

 27日の東京商品取引所のゴム(RSS3)相場は、先限で前日比4.3円高の172.3円。12月21日に継続足ベースで約4カ月ぶりの高値となる178.2円を付けた。その後は上げ一服となっている。

 生産国によるゴム市況対策への期待やテクニカル要因などにより戻りを試す動きとなっていたが、いったん頭打ちの様相。株安や円高など外部環境の悪化が地合いを圧迫。また、14日相対力指数(RSI)が20日の時点で警戒水準である70%を上回るなど、短期的な買われ過ぎ感が強まっていたことも手じまい売りを促す要因。

 供給サイドでは、16日にタイ、インドネシア、マレーシアで組織する国際天然ゴム協議会(ITRC)が、ゴム輸出価格の引き上げをテーマに協議を行ったが、具体的な実行策の決定には至らなかった。

 今後の東京ゴム相場について、短期的な買われ過ぎ感が強まるなか、当面の上値を付けた格好で、目先は調整含みの展開となる可能性がある。1月21日の安値151.0円からの上昇幅の半値押しの164.6円、3分の2押しの160.1円が下値の目安となるとみられる。不安定な動きとなっている株や為替の動向に引き続き注目。

●アナリスト紹介
第一商品(株)フューチャーズ24、石田 英夫
現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。テクニカル分析を得意とし、先物ストラテジー情報「金・白金レポート」にて「テクニカル・ピックアップ」のコーナーも担当。2015年TOCOMゴムアナリスト育成セミナー修了者。2017年TOCOM農産物アナリスト育成セミナー終了者。

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