盛川 貴洋/アナリストの目

東京白金、上値を試す展開に
2019/01/18 16:50:48

 今週の東京白金は週央にかけて下落し、一時2800円の大台を割り込んだ後は買い戻され、もち合いを形成。
 欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表した2018年の欧州連合(EU)の新車販売台数が、前年比0.1%増の1515万8874台と、5年連続で増加し、前年に10年ぶりに回復した1500万台の大台を維持したことが下支え材料となった。欧州において、白金を多く排ガス除去装置の触媒に用いるディーゼル車のシェアは減少傾向にあるが、依然3割を占めるため影響が大きい。また、姉妹金属のパラジウムが急騰していることも白金の下支え材料。来週は上値を試す展開が見込まれ、目標値は1月8日高値2892円。同水準を上抜けば、100日移動平均線(17日時点2933.31円)を試す動きが期待される。

(注)上記の展望は1月18日夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、盛川 貴洋
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報の市況作成等を担当。商品市場だけでなく、マクロ経済から金融市場まで守備範囲が広く、本質をついた鋭い分析が持ち味。