長田 泰/アナリストの目

シカゴ穀物、フェブラリーブレークへ下値模索
2019/02/08 22:26:08

 来週のシカゴ穀物相場は、下値試しの展開と予想する。需給報告・四半期在庫の発表でファンダメンタルズの材料がようやく出揃うこと、春節休暇明けの中国勢の市場参加復帰することは好感できるが、米中貿易協議で両国の隔たりが大きく、協議期限の延長論も浮上するなど不透明感が出ていることは積極的に買い上がることを躊躇わせる。

 現地8日の米農務省の需給報告では大豆やトウモロコシの生産高の下方修正される公算だが、相場には織り込み済みと考えられる。ただ、同時に発表される全米穀物在庫については、市場予想と実際の数字にかい離が出るケースが多い。サプライズ的な反応となりやすいのは四半期在庫の数字とみて注目したい。四半期在庫の予想平均はトウモロコシ120億9200万ブッシェル(前年同期125億6700万ブッシェル)、大豆37億4300万ブッシェル(同31億6100万ブッシェル)。生産高は下方修正見込みながら、大豆の四半期在庫は前年を6億ブッシェル近く上回る見込み。先行して生産高の下方修正が織り込まれ相場が下支えされていた分、四半期在庫が予想以上に大きかった場合はもとより予想通りであったとしても弱気に反応しやすいだろう。大豆は目先900セント割れも視野に軟調な展開を予想する。一方、トウモロコシは、市場予想通りの内容であれば強気な流れになっても良いところだが、今年の米国の作付増観測もありしばらくは大豆に連れ安する展開か。370セント付近がサポートラインと見る。

(注)上記の展望は2月8日の夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)法人部、長田 泰
 現在、法人部にて国際穀物を中心に商社顧客の取引を担当。2017年TOCOM農産物アナリスト育成セミナー修了者。時事通信、日経新聞の国際穀物市況等にコメントを提供中。ソイオイル・マイスター。

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