山内 治/アナリストの目

169ページ目のヒゲリストの呟きは「このタイミングでお目見えかぁ」
2019/06/13 15:39:26


6月7日金曜の相場日記
 「21時25分:“今月の米雇用統計はいつもの月より注目度が高い状況です”と事前にあちこちでコメントしてしまったせいなのか、そのアナリストのマインドはやや上振れていた。21時30分:数秒の遅れも許されないのであろう、定刻通り米雇用統計は発表された。机上のモニターには続々とヘッドラインが流れ、一分足チャートは円高方向へ一気に勢いよく一本の線を伸ばした。ムムッ、注目の非農業部門就業者数が、7.5万人増と事前予想の18.5人増を大きく下回ったからだった。21時47分:107.87円まで円は買われた後、切り返し始める。21時51分:108円台まで戻す抵抗を示す。その後もマインドが上振れたままの長い夜は続いた、いつもの月より。10万割れで利下げ時期が早まったのだから、もっと円高に振れてもよかったのにと思いながら・・・。」 

10日月曜の相場日記
 「東京金先限9円安、小反落。米雇用統計明けは、先週末のニューヨーク金先物相場が米利下げ観測や対ユーロでのドル安を背景に上昇したため買い先行で始まったのに、その後米国によるメキシコ製品への制裁関税の発動見送りを受け米株価指数先物が上昇し、リスクオンムードとなりマイナスサイドへ反転。後場は概ね軟調に推移、本日の安値圏で大引けた。上ヒゲ幅26円で直近の高値を上抜いた後、17円幅の陰線引けのローソク線。ヒゲリストにとってダブルAクラスの売りサイン。この水準とこのタイミングでのお目見えかぁ。取引終了5分前、安値でこつこつ拾って買い平均値を下げながら膨らました玉をオール利食い売り。もう少し利が乗ってから仕切りたかったのがホンネのところ。と同時に3分の1の資金を途転売り、4623円で成立。せっかく米国の利下げ時期が早まり利益と期待がもう一回り膨らみかけたのに、トランプの気紛れで本格的な上昇相場はお預け状態になってしまったようですね。」

11日火曜の相場日記
 「東京金先限4円高、小反発。出来高2万枚台、減少気味。“米国の早期利下げ観測が下支え要因となり本日は小幅反発したが、買いが膨らむことはなかった。上値が重くなっていることを感じさせる市場ムードだった。耳を澄ますと波が引いていく音も聴こえた”と大引けコメント。上手くまとめたつもりだったが、なぜか尾っぽは編集者に削られていた。」

12日水曜の相場日記
 「東京金先限17円高ムッ、続伸。出来高3万枚台、まあまあの水準。午後からは上値の重さを感じさせることなく、じり高歩調で本日の高値引け。11日ロシアのシルアノフ財務相が、中銀は金と人民元の保有高を徐々に増やしドルを減らしていると言及、“同国中央銀行が金・外貨準備に占める金の保有比率を引き上げる動きは正しい判断だ”と述べたことが貴金属関係のニュースとして昼過ぎに配信された。今後10日の上ヒゲの先っぽ、高値4666円を抜けるのか注目、売り方はちょっと静観か。話し変わって、安倍ちゃんがイランへ。ここは応援すべきところだね、ガンバッテ。米国のシェールガス革命で近年、原油はダブつき状態。世界の資本主義経済はイランやベネズエラの石油がなくても何ら支障はない。だからイランに対しトランプは強気になれる。このままだとマドゥロのようになる、トランプはボルトンと組んでそこまで追い込む気があるし、追い込むような人間だよ、ってハッキリとハメネイに伝えられるのかなぁ。まさか手ぶら訪問じゃないよね。成果なく手ぶらで帰国して、ハメネイに会えたことだけでもイランに行った意味はあった、なんてことだけは言わないでね。」

13日木曜の相場日記
 「東京金先限1円高、小幅続伸。出来高2万枚後半。ユーロ高一服でゴールドは様子見。FRBは来週18・19の両日に金融政策を決める会合を開く。それまでは調整かな。パウエル、先手の利下げに動くのか、まだ分からない。トランプの圧力にビビッて動いたとは思われたくないはず。」

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、山内 治
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。国際情勢を軸にした、長期的な商品分析を得意とする。

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