石田 英夫/アナリストの目

東京ゴム、堅調地合い維持か
2019/06/20 15:27:43

 20日の東京商品取引所のゴム(RSS3)相場は、先限で前日比2.2円安の200.5円。6月7日に約3カ月ぶりの高値となる207.9円の高値を付けた。その後はやや水準を切り下げ、もみ合う展開となっている。

 天然ゴムの主要生産国タイの現物相場高が支援材料。エルニーニョ現象の影響による乾燥天候で供給が減少していることや国際天然ゴム協議会(ITRC)で合意した輸出削減策実施による供給の引き締まりが背景。国内ゴム相場も当・先限の逆ザヤ幅が18日時点で39.5円に達するなど一段と逆ザヤ傾向を強めている。

 一方、中国自動車工業協会(CAAM)が発表した同国の5月の新車販売台数は、前年同月比16.4%減の191万2600台で、11カ月連続で前年水準を下回った。景気減速や米国との貿易戦争による影響がますます懸念される状況となっている。

 今後の東京ゴム相場について、米中の貿易摩擦や中国の景気減速懸念など弱材料もあるが、足元の供給引き締まりを背景に堅調地合いを維持しそう。3月4日の高値209.5円を上抜くことが出来れば、チャート面からの買いが強まる可能性がある。

●アナリスト紹介
第一商品(株)フューチャーズ24、石田 英夫
現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。テクニカル分析を得意とし、先物ストラテジー情報「金・白金レポート」にて「テクニカル・ピックアップ」のコーナーも担当。2015年TOCOMゴムアナリスト育成セミナー修了者。2017年TOCOM農産物アナリスト育成セミナー終了者。

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