盛川 貴洋/アナリストの目

東京白金はもち合い
2019/06/28 17:07:51

 今週の東京は白金はもち合いを継続。
 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は25日、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利下げは必要ないとの考えを表明。同氏は米連邦準備制度理事会(FRB)の中でも金融緩和に肯定的なハト派として知られるため、米FRBによる早期大幅利下げ観測が後退した。また、米中貿易交渉を巡る先行き不透明感や、米イラン間の対立激化への懸念などが上値を圧迫した。ただ、白金の生産コストとされる約900ドルの水準をNY白金が大きく下回っていることを手掛かりとした買いに下支えられている。また、米国の独立記念日の祝日に伴い、7月4日のNY市場は休場となることからも、ポジション調整主導の動きとなり、目先は現在の値位置でもち合う動きが見込まれる。

(注)上記の展望は6月28日夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、盛川 貴洋
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報の市況作成等を担当。商品市場だけでなく、マクロ経済から金融市場まで守備範囲が広く、本質をついた鋭い分析が持ち味。「商品アナリスト(貴金属)・東京商品取引所認定」を取得。