高松 政志/アナリストの目

東京原油、3万5000円割れを試すか
2019/09/13 16:39:52

 為替の円安基調に伴う割安感とサウジアラビアのエネルギー相交代をめぐる思惑買いなどを背景に値を伸ばし、東京原油先限は11日の取引で3万8700円まで上昇。8月2日以来の高値圏となる4万円台回復を試すかと思われた。
 しかしその後状況は一変。トランプ米大統領が対イラン強硬派のボルトン大統領補佐官を解任したほか、イランのロウハニ大統領との会談を実現させるために対イラン制裁緩和を検討しているとの報が伝わり、制裁緩和によってイランの原油供給が増加するとの見方が浮上。さらに、12日に開かれた石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国の「OPECプラス」による合同閣僚監視委員会で減産強化が見送られたことから、需給緩和観測が広がって売り優勢の流れへと反転している。
 為替の円安基調が継続している上に、米中貿易摩擦に対する過度な警戒感が和らいでいることで下値の堅さも窺えるが、イランをめぐる情勢が一変したことなどを受けて需給緩和観測が広がりつつある現状を踏まえ、目先は3万5000円割れを試す値動きになると予想する。

 (注)上記の展望は9月13日夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、高松 政志
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。商品市場の経験はまだ浅いが、それ故に先入観なく幅広いニュースや価格変動を結びつけた商品分析を可能としている。「商品アナリスト(貴金属)・東京商品取引所認定」を取得。

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