石田 英夫/アナリストの目

東京とうもろこし、底堅い展開か
2019/10/25 16:32:47

<大豆>
 来週の東京一般大豆相場は、しっかりとした展開を予想する。
 今週の国内相場は前週と変わらず。一方、シカゴ相場は高値圏でもち合う展開となった。来週は、米産地の収穫進展見通しが圧迫要因となるが、中国による米国産大豆の買い付け期待や米国産大豆の収穫高をめぐる不透明感が支持要因となり、しっかりした地合いを維持しそう。今週24日、米中が中国による最大500億ドル分の米農産品購入などを含む「第1段階」の貿易合意に達した11日以降、初めて中国への米国産大豆売却が確認された。引き続き中国の買い付け動向に注目。

<とうもろこし>
 来週の東京とうもろこし相場は、底堅い展開を予想する。
 今週は先週に付けた7月26日以来の高値から水準を切り下げての越週。いったん頭打ちの格好で、来週は手じまいなどの売りが出やすいか。来週は米産地で乾燥した天候が見込まれており、収穫進展見通しが上値圧迫要因となる可能性がある。また、米国産とうもろこしの低調な輸出需要も弱材料。ただ、コーンベルト北西部での最近の降雪を受けて、米国産とうもろこしの収穫高が下方修正されるとの見方が浮上しており、下値は支持されるとみる。

 (注)上記の展望は10月25日夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、石田 英夫
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。テクニカル分析を得意とし、先物ストラテジー情報「金・白金レポート」にて「テクニカル・ピックアップ」のコーナーも担当。
 「商品アナリスト(貴金属)・東京商品取引所認定」、「商品アナリスト(ゴム)・東京商品取引所認定」を取得。2015年TOCOMゴムアナリスト育成セミナー修了者。2017年TOCOM農産物アナリスト育成セミナー修了者。

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