盛川 貴洋/アナリストの目

東京白金、戻り高値は売られる動きに
2019/10/25 17:09:32

今週の東京白金は上伸。直近の三角もち合いを上放れ、10月1日以来、3200円台を回復した。
 NYパラジウムの上場来高値更新になびいた買いが入ったことで投資需要が強まり、南アの白金上場投資信託(ETF)の現物保有量も増加。南アのニュー・ゴールド・プラチナムの現物保有量は先週末と比べ0.67トン増の31.70トンとなった。また、来週開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測を背景とした金相場の上昇期待も白金相場の支援材料。ただ、2019年、20年の世界的な供給過剰見通しが相場の上値を抑えており、目先の戻り高値は売られる展開が見込まれる。

(注)上記の展望は10月25日夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、盛川 貴洋
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報の市況作成等を担当。商品市場だけでなく、マクロ経済から金融市場まで守備範囲が広く、本質をついた鋭い分析が持ち味。「商品アナリスト(貴金属)・東京商品取引所認定」、「商品アナリスト(石油)・東京商品取引所認定」を取得。