盛川 貴洋/アナリストの目

東京白金、値固めを試す動きに
2019/11/08 17:09:10

 今週の東京白金は下落。
 国内連休明けの5日に高値3322円をつけたが、1日に発表された米雇用統計や米サプライ管理協会(ISM)の非製造業景況指数が堅調な内容だったことで米追加利下げへの期待が後退する中、高値を維持できず、手じまい売りに押されて下落。また、8日には、米中貿易交渉で追加関税を段階的に撤廃することで合意したとの報道を受けて、投資家のリスク選好姿勢が強まると、安全資産とされる金が下落。貴金属である白金は金の下落になびいた売りに圧迫され、3200円の節目を割り込んだ。ただ、20日移動平均(8日時点3178円)では買い戻されたことで下値は限られ、目先は現在の水準での値固めを試す展開が見込まれる。

(注)上記の展望は11月8日夕方時点に作成されたものです。

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、盛川 貴洋
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報の市況作成等を担当。商品市場だけでなく、マクロ経済から金融市場まで守備範囲が広く、本質をついた鋭い分析が持ち味。「商品アナリスト(貴金属)・東京商品取引所認定」、「商品アナリスト(石油)・東京商品取引所認定」を取得。