山内 治/アナリストの目

187ページ目の相場人の呟きは「新月夜の幻の上ヒゲ」
2020/02/27 15:39:39


2月24日月曜日の休日相場日記
 「23時00分:願いが叶いそうな新月の夜。人気のない屋上では、星明かりだけが異次元からの招きを阻んでいた。あの日の出来事は脳の無酸素症が引き起こした幻覚だったのだろうか。であるならもう一度、このまま眠ってしまおう。23時20分:現実に引き戻す左胸への振動は、瞬時に相場脳を刺激し止まっていた分足チャートの行進を促した。23時30分:“今スマホでお宅の会社の貴金属スポットチャートを見てるんだけど、頭打ちして下向いてないか?”“随分、敏感だな”“歴史的瞬間は直視していたいんだよ。で、どうなんだ”“見ての通りだよ”“冷静だね”“国内が休みの夜にジタバタするほど小物じゃない”“この時間の値動きはDi−2の国内金には表示されるのか?”“休みだからされないよ”“じゃあ、どういうことになるんだ”“国内の夜間立会があった場合を想定して考えればいいだけのことだ”“想定って?”“円換算するだけだよ”“その換算だと国内金は既に未踏の6000円ラインを超えたのか?”“超えたよ”“冷静だね”“国内が休みの夜でもジタバタしていた頃の職業病は完治しているからな。”」

25日火曜日の相場日記
 「東京金先限2円安、安値圏引け。出来高は10万枚を超え大商い、忙しい、忙しい、相場脳が忙しい。前場・後場はプラス圏で堅調に推移した後、大引けにかけて利食い売りが膨らみ、結局当限を除き小反落で大引けた。新型肺炎の感染拡大は続いていたが、金相場は一足早く過熱を冷まそうとする動きがみられた。今日の前場が買い方の目先の利食い処だったと振り返ることになりそうなそんな一日だった。相棒たちは6000円超の仮装ヒゲを書き足し、寄り付きで買い玉を途転する決断を下すことができたのだろうか。それともウイルスの脅威に判断を先送りしステイのままか。ここで忠告しておこう。例え明日100円高で寄り付いたとしても、本日は勝負の途転処であり寄り付きはその勝負の点だった。それを決断できない先物投資家はいつか潰れる。できる投資家は・・・」

26日水曜日の相場日記
 「東京金12月限27円安、続落。5800円近辺で押し目買いがみられたものの、調整局面入りを窺わせる一日だった。世界がゴールドを安全資産として頼りにし現水準を高いとみていないのであれば、再び買いが膨らむ日が早期に訪れるであろう。が、しばし様子見の市場ムード。貴金属に携わる者としては、6000円超の天井壁は薄っぺらいものであっててほしいんだけどね。」

27日木曜日の相場日記
 「東京金12月限10円高、反発。下げ止まらない日経平均株価の続落歩調が、安全資産である金買い要因になっていた。Di−2日足チャートを見詰めた後、目を閉じると藁をもつかむ思いの姿だけでなく堕ちていく株式投資家が散見された。貴金属に携わる者としては、ウイルス拡大中のこの状況下なら金買いを勧めたい。だが、アナリストとしては高値掴みだけは回避してほしいと願う。どっちなんだと結論を求められた時は、“投資ってジタバタしないで余裕を持って売り買いの決断を下せる人が勝ち残るんですよね”と答える。“誤魔化すなよ、答えになっていないだろう”と時々叱られる。仕方ないよね、だってそれが正解なんだもん。」

●アナリスト紹介
 第一商品(株)フューチャーズ24、山内 治
 現在、フューチャーズ24にて、FAX・メール情報に掲載する市況作成等を担当。国際情勢を軸にした、長期的な商品分析を得意とする。「商品アナリスト(貴金属)・東京商品取引所認定」、「商品アナリスト(石油)・東京商品取引所認定」を取得。

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